Z世代から見たZ世代:「私たちって何を考えているの?」

Z世代から見たZ世代:「私たちって何を考えているの?」

みなさん、はじめまして!アルバイトでインターボイスの業務をお手伝いしているmomoです!
今月から4回にわたって、私たち大学生の実態をこのコラムでレポートしていきたいと思います。
拙い文章で恐縮ですが、お付き合いのほどどうぞよろしくお願いいたします。

さて、第1回目となる今回は、2002年生まれの大学4年生でまさにZ世代そのものである私の視点から、「今のZ世代・大学生とはどんな人たち?」ということについて掘り下げてみたいと思います。

要領よく、何事に関しても最短距離を見つけて進む私たち

Z世代は効率重視とよく言われますが、特にタイパ(タイムパフォーマンス)を重視する人が多い印象があります。

例えば、大学の授業の履修も本当に学びたい授業を取るのではなくて、最小労力で卒業単位を満たせるようにと考えて組む人が多いです。ちなみにその際に、先輩から後輩へと受け継がれている、各授業のレビューを書いたサイトを参考にする人が多くいます。このサイトには教授の厳しさや評価の厳しさが記されており、いわば食べログの授業版と言ったところでしょうか。このサイトのおかげで、楽に単位が取れるいわゆる楽単を履修することが可能になるのです。

もちろんたくさんのことを学びたいとタイパなど気にせず授業を取る人もいますが、体感7割くらいは効率の良さを意識している印象があります。そういった人の場合、ゴールは知識を身につけることではなく卒業することなので、ゴールを達成するためには「単位の取得」だけにすることを絞ればいいのです。このように、私たちの世代にとってタイパを重視することは「要領よく、何事に関しても最短距離を見つけて進む」ことを意味しており、多くの人の行動指針になっていると感じます。

「みんなが特別」で、誰も1番じゃない?

学生時代、「多様性」「自分らしさ」という言葉を学校でたくさん聞いてきました。学力の学年順位が明らかにならないよう配慮されたり、クラスメイト一人ひとりの良さを書いたカードを交換しあったりなど、「人にはそれぞれ自分らしさがあってそれぞれ尊い。優劣をつけずにその尊さを認めることが、多様性の実現であり絶対善である」という考え方のもと教育を受けてきたように思います。

他人との間に優劣をつけないこの教育のおかげだな、と実感することは実生活の中で多々あります。例えば、他者に「私はマイノリティな属性だ」ということを告白されたとき、「そうなんだ〜」くらいに良い意味でライトに捉えることができます。私たちのこういった態度は親世代からすると驚きに値することらしく、「どんな相手でも受け入れるのが上手だ」と言われることもあります。しかし私たちからすると、マジョリティがマイノリティを「受け入れる」という言葉に少し違和感があります。自分と他人は違って当たり前なのだからその違いに注目しすぎる必要はなく、受け入れるというよりもお互い異質性を持ち合わせたまま、ただそこにある、という感覚の方がしっくりくるのです。

ただ別のシチュエーションでは、このオンリーワン教育に少し物足りなさを覚えることもあります。なぜなら、他人と比べての評価をしないということは、もし他と比べて優れた結果を出したとしても、その結果自体にはこちらが望むほどの注目がされないからです。例えば、中学生の頃クラスの中で1番の試験の成績をとった際、先生はその結果に至るまでの努力は褒めてくれましたが、「1番であること」自体にはあまり触れてくれませんでした。今となっては、様々な試験結果だったクラスメイトたちがいる中で優秀な結果を出した子だけを褒めすぎるのは良くないという考えがあったことも理解できます。それでもやはり当時は、他の人に勝ちたくて頑張ったのにこれでは評価されているようで評価されていないように感じ、物足りなく感じたことを覚えています。

安定した選択をする≠変化のない世界を望む

Z世代は、特にキャリア面において安定を重視した選択をする人が多いように感じます。私も昨年就職活動をしましたが、自己実現等より安定しているかどうかが友人たちとの話題にのぼることが多かったです。

しかし、「安定を重視した手堅い選択をする=変化のない狭い世界を望む」というわけでもありません。私たちにとっての「手堅い選択」というのは、自由を犠牲にして安定を取ることではなく、不確定世界の中でも比較的確定要素が多い方を選ぶことを指します。

生まれてからずっと不景気で、しかもインターネットの普及によりクイックに世界の情報が見られる私たちは、激動する社会を間近で見ながら成長してきました。その影響で、世界は目まぐるしく変わっていくのだから生き残るためには自分たちも変わっていかなくてはならない、という思いが強くあります。また、これらの変化への躊躇いのなさに加えて、今はSNS等で国内外問わずバラエティに富んだロールモデルや選択肢を知ることができます。だからこそ、例えば就職活動であったら、一つの会社で勤め上げるのではなく海外含めた転職を視野に入れて考えている人が多くいます。これは、不安定な社会だからこそ、自分にとってより確実性が高く望ましい仕事があったら柔軟に乗り換える必要性を感じていることの現れだと感じています。

つまりZ世代は変化のない狭い世界を望んでいるのではなく、変化の大きい広い世界を見ているからこそ、生き残るために安定を重視した選択をしようとしているのではないでしょうか。

以上、Z世代の私が「Z世代が何を考えているか」について分析してみました!
いかがでしたか?参考になる点があればとても嬉しく思います。次回の記事もぜひ、ご覧ください!

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