株式会社電通デジタル戦略思考を鍛えるための研修プログラム策定~講義・演習実施
プロジェクト概要
“若手社員の提案力をワンステージ引き上げる”を目標に、講義と演習を組み合わせたワークショップ、アクティブラーニングスタイルでの研修プログラムを実施。
背景·課題
デジタル広告領域では市場が成長期から成熟期に差し掛かることから、より広い事業視点・マーケティング視座を持った人材の必要性が高まっている。特に若手社員の成長因子として、日常業務内でのOJTだけでなく実務演習スタイルでのワークショップ・研修による外部刺激の獲得、実践力強化の機会が求められていた。
intervoiceが行ったこと/その目的
- 「与件テーマに基づいた具体的な研修内容の検討」
- 与件テーマとして、戦略ターゲットの設定と掘り下げ、設定したターゲットを軸にしたコミュニケーション全体設計スキル獲得という目標があった。その目標を念頭に、どのような演習課題が適当か、講義を通じてなにを伝えるか、いかにグループワークの討議内容を設定するかを検討、クライアントとの協議を経た上で、具体的な研修メニューへと落とし込んだ
- 「グループワークを中心とした講義・演習プログラム実施」
- 事前に策定した講義・演習内容、タイムテーブルに基づき、参加者50名を9グループに分け、3時間の研修プログラムを実施。 個人で取り組んだ事前課題をもとにグループでひとつの解をまとめる形式を中心とした。 実務に近い形での演習、グループ代表者の発表~講師によるフィードバックを通じ、より深いポイントでの内容理解、実践力強化を図る構成で実施している
生まれた変化
- 講義後の受講者の総合満足度スコア8.13 (10段階評価)
- 戦略・方針設計や企画立案作業における自信度が、事前の4.23から講義後6.09へ上昇(10段階評価)
- 事後アンケートで「理解が深まったと感じたプログラム」と答えた人74%
- 受講者から「自分の思考の整理や足りていなかった部分の勉強につながった」「物事を考える視野が広がり、思考パターンも増やすことができた」との声